知識と技術と想像力

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株式会社 オリス

2012.4.28

西新井の家

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 今月もあっという間に終盤になり、既にGWが始まっているところもあるようです。本当は先月竣工のはずが、諸般の事情で工事が遅れてしまい、ようやく西新井の家の引き渡しを迎えることになりました。最後はお天気が不順で、外構が引越しまでに間に合うのか予断を許さない日々が続き、お客様にも不安な思いをさせてしまったのではないかと思います。しかしどうにか駐車場の土間コンクリートの養生期間までとれてほっとしました。

DSC01279_edited-2.jpgIMG_5732_edited-1.psd 今回の玄関ポーチ床仕上げは、左官。只の土間コンクリート仕上げでは味気ないので、ビー玉で飾り付けました。設計者の指定のビー玉以外に、サプライズで蓄光ビー玉も入れてみました。深夜ほのかなあかりが土間を彩るのを、どなたか気づかれたかどうか。

 外観は何の変哲もない切妻屋根の総2階建て住宅ですが、なかはというと写真のような工夫いっぱいの家に仕上がりました。
 今回初めてのアイテムは越前和紙の壁紙。要所は漆喰塗り仕上げですが、コストダウンも兼ねて天井面にこれを採用。益々木と土と紙でつくる家になってきました。
 「おかげ様で快適です」と本日お言葉を頂き、関係者の皆さんにもここでお知らせしておきます。

B様、今後ともよろしくお願いします。

2012.4.8

小川町の家

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 台風のような暴風雨の翌日、4/4に建方をして翌5日に上棟式を執り行いました。お施主様のお手製料理、おいしく頂戴しました。家づくりもある種お手製の趣があり、調理方法は好みがあるとは言え、やはり素材や施工で出来上がりは変るものです。工業製品とは違い、我々もこの辺りは見積り価格だけでは伝えきれないところで、施主様にとっても比較判断が難しいのではないかと思います。だからプレハブ系や企画住宅へと流れるのではなく、住むほどに味わいを楽しめるような奥深い家で街並みをつくっていけたら良いのになと思うのであります。この後はこの現場のレポートをメインにアップしていきますので、まずは知ってもらいたいのです「おいしい家」を。

 さて完成間近の西新井の家は、左官工事が終わり、明日から内装工事に取り掛かります。今日は施主様のかねてからの要望で、漆喰壁に家族の記念手形を付ける為に現場に来て貰いました。
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 お子さん達は会うたびに体格や言葉がしっかりしてきました。大きくなって自分の小さな手の頃を思い出してもらえることでしょう。

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