知識と技術と想像力

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株式会社 オリス



2016.12.30

浦和 引渡し

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 今年は羊年だったんだと先程気が付きました。毎度のことでもう慣れましたが、それにしても1年は早い、、、でも、もういちいち驚かない(ことにしました)

 トップ画像は先日引渡しをした浦和の現場のファサードです。インターフォンカバー兼表札と同じ幅のポストがアプローチ正面の計算された位置にあり、シンプルな佇まいをしています。

 少しばかりプチ内覧会です ↓


玄関の高窓からは1年を通して借景が得られます。1階脱衣場は造作洗面台。洗濯パンは床と段差が感じられないフラットタイプ。1階トイレは階段下でも限界値まで空間を確保しています。フローリングを巾剥ぎしてつくった階段。連続手摺は軽快なアクセントに。2階LDK 奥に食品庫と納戸、家事室が隣接。小上がり和室には引出しがあります。自由に使えそうなロフトは個室代わりにもなります。リビングから繋がるウッドバルコニーは夏季の厳しい照り返しを抑制してくれます。
20161222_013456469_iOS.jpg 今回は初めて組む若手の建築士(私と比較してですよ)とのコラボでありました。大概皆そうでありますが個性がありモノの見方や納め方が新鮮であったりして、良い意味での緊張感が現場にはいつもありました。今後の仕事に採り入れたいこともあったり、こちらのアドバイスを反映してくれたり、途中いろいろありました。ちなみにこの坪庭は古川建築士自らこしらえました。慣れていますね、これは。


 さて今年は他社の施工現場見学や各種学習会に率先して参加してきました。この業界は面白いもので、合法であれば可とはするものの、その実いろいろ疑問視されることが多々あり、さてあなたならどうしますかという問いかけを実験や実測値で提示されると心が揺らぐものです。詳細は控えますが木造建築の現実的な問題でもあり、それはこれからの現場に順次反映できていければと考えております。


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 浦和の現場に向かう際には何度も富士山がきれいに見えて、穏やかな気持ちになりました。

 今年一年おせわになりました。来年も宜しくお願い致します。




2016.12.1

浦和

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 とうとう11月は更新できず、師走になってしまいました。雪とか降りましたね、確か。
 浦和の現場は仕上げ工事が着々と進行しており、連日職人さんが現場を出入りしています。手作り感が高い家はこの方たちの力量に負うところが大きく、仕事を見ているだけでも楽しいものであります。


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 室内の漆喰塗りも終わり、大分部屋の様子がはっきりしてきました。除湿機を稼働させていた為、塗り壁はすっかり乾いてます。養生を伴う左官工事が終わったので、ひとまずといった感じです。


IMG_7297_edited-1.jpgIMG_7310.JPGIMG_7276_edited-1.jpg ポーチの土間仕上げは洗い出し風です。前日に下地をとり、朝から取り掛かったのですが、冬季である為乾きが悪く遠赤ヒーターの応援。何とか夕方までに仕上がりました。これから納まる木製玄関ドアとマッチすると思います。

 室内の漆喰塗りは、除湿機の他ジェットヒーターで一次乾燥をしました。季節に応じていろいろ工夫が必要になります。

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