知識と技術と想像力

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株式会社 オリス

2014.4.22

造作家具工事(その1)

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 また更新が遅れてしまいました。今回は察して見当たる理由も無く、限りなく月1回更新のペースになりつつあります。桜は散り、消費税は上がり、世間はもうGWの話題が出始めていますが、今年も1/3が過ぎようとしている実感の無さときたら何ともはやであります。この気温で果たして新潟は田植えができるのだろうか、というかもうそんな季節なのか、、、

 トップ画像は17日に足場が外れた浦和の現場。明日には内装工事が終わるのですが、下の画像はその前の壁天井ボード下地処理の様子。ジョイントのパテ処理~ペーパー掛け~プライマー剤ローラー塗布という工程を経て、調湿撥水機能を併せ持つ越前和紙張りに取り掛かりました。延べ400㎡を超える施工面積の為、3人で1週間の工期を要したことになる。

DSCN2518_edited-1.psdDSCN2516_edited-1.psd 今回は造作家具工事を紹介します。

 ダイニング対面カウンターは小引出し付きで、足元には小物をしまえる棚を設けています。角の柱型は将来2階にキッチン設置をする為の逃げ配管があり、カーテンの引き溜まりスペースとしても考慮。

 脱衣場には洗面化粧台を囲むように、衣服やタオル、洗剤などを整理する為の造作をしました。旅館や銭湯で見かけるのと同じ籐製の籠が丁度入るサイズです。トイレの出入りが脱衣場経由ということもあり、天井吊りの室内物干し掛けのパイプの下を立体交差するように、洗面化粧台の左脇に間仕切り用カーテンレールを最後に取り付ける計画です。

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 下駄箱は端から端まで造作なので無駄が無く、建具も廻りと合わせられて一体感がでると思います。右端は傘入れスペース。写真はありませんが、下駄箱の対面にはコート類の収納があり、3枚引き戸にはミラーが組み込まれます。

 タイトルに造作家具工事(その1)としたのは、次回は(その2)があるということで、蕨の現場はその家具造作工事の真っ最中。




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乞うご期待

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